- 新規トリアゾール系化合物であるエフィナコナゾールを有効成分とする日本初の外用爪白癬治療薬である。
- 爪白癬の原因真菌(皮膚糸状菌)に対して高い抗真菌活性を有し、更にケラチンとの親和性が低く、爪甲の透過性に優れることから、爪表面に塗布することにより爪中・爪床において高い抗真菌活性を発揮する。
- ハケ一体型のボトルで、薬液を爪面に容易に塗り広げることが可能である。
従来、承認されている爪白癬治療薬は経口抗真菌薬のみであったが、肝障害等の副作用や薬物相互作用がみられることがあり、特に高齢者や合併症により複数の薬剤を服用している患者では使用が制限される場合があった。外用爪白癬治療薬という新たな治療選択肢が提供され、より多くの患者のQOL向上が期待される。
なお、現在では2剤目の外用爪白癬治療薬ルコナック爪外用液5%が発売されている。
【添付文書】
クレナフィン爪外用液・ルコナック爪外用液
(投稿者 小森)
0 件のコメント:
コメントを投稿