MRIのT2*強調画像(ティー・ツー・スター強調画像)はT2強調像に似ているが局所磁場の不均一に鋭敏で,出血性病変にある常磁性体の還元ヘモグロビンや赤血球内メトヘモグロビン,超磁性体であるヘモジデリンにより無信号で黒く描出される.新旧の出血病変の診断に優れ,特に微小出血や血管腫,びまん性軸索損傷における微小出血巣,脳表ヘモジデリン沈着症の検出に有用である.
T2*強調画像で脳出血を描出できるのは概ね発症24時間後
ただし発症24時間以内の検討でも有用性が示されている ➜ コチラ
- 対象 発症から平均4.4時間でT2*強調画像を撮影した脳出血25例の検討
- 結果 T2*強調画像で全例診断可能かつ他のMRI撮像法より圧倒的に有用
(投稿者 川崎)
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