- 全身性エリテマトーデスや抗リン脂質症候群に合併する非細菌性心内膜炎
- 心膜内皮障害による血栓性の疣腫(Libman-Sacks lesion)を生じることあり
- 初報は米国の医師Libman EとSacks B(Arch Intern Med 1924;33:701-37)
全身性エリテマトーデス342例の検討 👀 (Am J Med 2007;120:636-42)
- 38例(11%)にリブマン・ザックス心内膜炎を認め,SLEの罹患期間や活動性,血栓症,抗リン脂質抗体合併と関連
- 38例中24例に僧帽弁病変(全例逆流,狭窄9例),13例に大動脈病変(逆流11例,狭窄8例,逆流兼狭窄6例)
- 4年で38例中11例の弁膜症が進行,2例が死亡,疣腫がなかった213例中8例にリブマン・ザックス病変が出現
大動脈弁のリブマン・ザックス病変が疑われた自験例(狭窄>逆流)
(投稿者 川崎)
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