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2019-02-12

新規作用機序の下剤:リナクロチド(リンゼス錠0.25mg)

リナクロチド(商品名:リンゼス錠0.25mg)は、グアニル酸シクラーゼC(GC-C)受容体作動薬である。
腸管の管腔表面に存在するGC-C受容体を活性化することにより、腸管分泌促進作用、小腸輸送能促進作用及び大腸痛覚過敏改善作用を示す。
効能・効果は便秘型過敏性腸症候群、慢性便秘症(器質的疾患による便秘を除く)。
ほぼ吸収されないという薬物特性から全身曝露は少ない。
国内臨床試験における主な副作用は下痢(便秘型過敏性腸症候群:13.0%、慢性便秘症:9.2%)であった。

(投稿者 小森)

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