- 肺炎が疑われる症例の喀痰グラム染色(強拡大 1000倍)
グラム染色像からは以下の3つの可能性が考えられる
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👴 誤嚥であればアンピシリン・スルバクタムでよさそうであるが,インフルエンザ菌による肺炎ならBLNARも考慮してセフトリアキソンなどを使いたい.そこで喀痰(本検体はMiller & Jones分類のP2)の膿の部分のみを洗浄して(下図の左),再度グラム染色を行ってみた(下図の右下).洗浄前の像(下図の右上)と明らかに異なる所見に要注目.インフルエンザ菌による肺炎が疑われたためセフトリアキソンを選択して,嫌気性菌の対してクリンダマイシンも併用することにした.最終培養結果はインフルエンザ菌であった.つまり上記選択肢の2.
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(投稿者 川崎)
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