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2017-06-07

抗菌薬アレコレ No.2

・嫌気性菌の単独感染はほとんどない(通常は混合感染である)
・腸球菌は弱毒菌で,セフェム系に加えてカルバペネム系も無効
・MRSAでVCMの効果が少ないときはキュビシンやザイボックス

・連鎖球菌は菌種によらずペニシリン系を第一選択に考える
・血培で S. viridans なら感染性心内膜炎, S. bovis なら大腸癌を念頭に

・緑膿菌 P. aeruginosa の読み方はシュードモナス・エルギノーサ
大腸菌O157で抗菌薬ならニューキノロン系あるいはホスホマイシン
・乳幼児の扁桃には肺炎球菌インフルエンザ菌モラクセラが常在

参考:矢野邦夫(著).ねころんで読める抗菌薬:やさしい抗菌薬入門書.メディカ出版

(投稿者 川崎)

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