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2019-03-14

改訂「長谷川式簡易知能評価スケール」

  • 日本の精神科医である長谷川和夫先生が開発(精神医学 1974;16:965-9
  • 現在の改訂版は初版の質問にあった終戦日や総理大臣名,出生地を変更
  • HDS-Rと略されることが多い(Hasegawa Dementia Scale-Revised)
  • 10〜15分で評価でき,年齢や学歴の影響は少ないことが知られている


  • 初診時の解釈 ➜ HDS-R30点満点中,20点以下で認知症の可能性が高まる
  • 認知症と診断後 ➜ 20点以上=軽度,11~19点=中等度,10点以下=高度
  • 認知機能の障害の種類の判定 ➜ どの質問項目で失点したかを参考にできる

🉐 他の認知機能テスト
  • MMSE ⇐ 国際的に使用されている認知症の診断用テスト
  • MoCA-J ⇐ 軽度認知障害のスクリーニングに有用

(投稿者 川崎)

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