Yamaguchiらの診断基準(J Rheumatol 1992;19:424-30)
大項目 | |
1) | 39℃以上の発熱が1週間以上続く |
2) | 関節症状が2週間以上続く |
3) | 定型的な皮膚発疹 |
4) | 80%以上の好中球増加を伴う白血球増多(10000/mm3以上) |
小項目 | |
1) | 咽頭痛 |
2) | リンパ節腫脹あるいは脾腫 |
3) | 肝機能障害 |
4) | リウマトイド因子陰性及び抗核抗体陰性 |
除外項目 | |
1) | 感染症(特に敗血症、伝染性単核球症) |
2) | 悪性腫瘍(特に悪性リンパ腫) |
3) | 膠原病(特に結節性多発動脈炎、悪性関節リウマチ) |
👦 判定
- 大項目中2項目以上に該当かつ小項目を含めて5項目以上に該当する場合に診断
- ただし大項目と小項目に該当する事項であっても除外項目に該当する場合は除外
👵 おまけ
- 成人スティル(スチル)病は咽頭痛で発症が少なくない
- 成人スティル(スチル)病は各種抗核抗体が通常は陰性
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(投稿者 川崎)
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