持続する発熱で来院し肝膿瘍と診断された症例のドレナージ液のグラム染色(強拡大)
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解説
- グラム陰性桿菌を認める(画面中央の少し右下)➜ 針のように細い形態に注目
- 培養 ➜ Fusobacterium necrophorum(フソバクテリウム・ネクロフォーラム)
- F. necrophorumは口腔内に多い嫌気性の常在菌で両端が尖った紡錘形が特徴
- 肝膿瘍の原因は腸管内のグラム陰性の嫌気性菌であるバクテロイデスが多い
- フソバクテリウムが肝膿瘍を生じる経路は嚥下され腸管から逆行性に侵入など
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(投稿者 川崎)
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