このブログを検索

2020-06-26

プロトピック軟膏(タクロリムス)

  • タクロリムスはヘルパーT細胞によるサイトカイン産生を阻害する。さらに炎症性細胞である肥満細胞にも直接作用することで、ヒスタミン遊離を抑制し、アトピー性皮膚炎に有効性を示す。
  • プロトピック軟膏0.1%の抗炎症作用はstrongクラスのステロイド外用薬と同等である。
  • アトピー性皮膚炎においては、ステロイド外用薬とプロトピック軟膏を適切に選択し、組み合わせて寛解導入することが治療の基本となる。
  • 重症の皮疹には、原則としてまずvery strongクラス以上のステロイド外用薬により皮疹の改善を図ったのち、プロトピック軟膏に移行することが推奨されている。

【使用のタイミング】
  1. 強いクラスのステロイド外用薬に続いて使用することで、症状を確実に安定させる方法
  2. 症状の悪化に合わせて早期に使用することで、ステロイド外用薬を使用せずプロトピック軟膏単独で症状の悪化を抑える方法
  3. 悪化しやすい部位に、再び悪化するのを抑えるためにプロトピック軟膏を適宜継続して使用する方法

(投稿者 小森)

0 件のコメント: