- CART=Cell-free and Concentrated Ascites Reinfusion Therapy(腹水濾過濃縮再静注)
- 濾過膜を用いて腹水や胸水から不要な成分を除去し濃縮後に再静注する血液浄化療法
- 従来は低血圧や低蛋白血症,腎前性腎不全のため排液量は3L程度までが限界であった
- 2008年松崎らの低圧外圧濾過方式CARTの開発以降は1回あたり平均約5L(〜最大20L)
- 癌性や血性でも施行できるが感染性はエンドトキシン濃縮によるショックのため禁忌
- CARTの最大の有害事象は再静注時の発熱である(腹水の投与を終了すればほぼ治る)
- 手術手技であり材料と手技料を請求できるが2週間以内なら材料のみ算定(2016年1月)
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(投稿者 川崎)
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