- 初報 アメリカの医師 Epler 他(N Engl J Med 1985;312:152-8)
- 旧名 Bronchiolitis obliterans organizing pneumonia(BOOP)
- 病理 末梢結合組織と肺胞隔壁へのリンパ球・形質細胞の浸潤
- 分類 発症原因が不明な特発性器質化肺炎と続発性器質化肺炎
- 原因 感染症・薬剤性・膠原病・悪性疾患・放射線照射後など
- 感染 細菌(肺炎球菌が多い),ウイルス,寄生虫,真菌など
- 疫学 平均年齢は50歳程度で,男女差はなく,非喫煙者に多い
- 症状 咳嗽・発熱・倦怠感などの呼吸器症状で,経過は亜急性
- 部位 通常は末梢側に好発し中枢側に発症することは稀である
- 画像 浸潤影が主体の多発病変で,出現と自然消退を繰り返す
- 治療 ステロイド0.5~1.5mg/kg/日で開始し4~6週間で漸減
(投稿者 川崎)
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