- 災害発生後の急性期から一過性に血圧が上昇する病態のこと
- 通常は震災後2~4週間,収縮期血圧が平均5~25mmHgほど上昇
- その主原因は大きなストレスや環境変化(詳細は下図参照)
(心臓 2019;51:1093-72/オリジナルはCirc J 2012;76:553-62です)
👻 おまけ
- 災害関連死は循環器疾患と呼吸器疾患が大きな割合を占め,特に循環器疾患は血圧上昇と血栓傾向から増悪するようです.よって災害高血圧の管理がとても重要になります.情報通信技術(ICT: information and communications technology)を用いた家庭血圧管理システム(DCAPネットワーク等)を活用して,高リスク患者の見落としを減少させることが重要であるようです.
👾 災害に関する過去の投稿 ➜ コチラ
(投稿者 川崎)
0 件のコメント:
コメントを投稿