- 症状 多くは慢性腹痛(痛みの部位は60~70%が右下腹部)/急性の腹痛症例もあり
- 原因 腹壁の感覚を伝える肋間神経皮神経の分枝(前皮枝)の腹直筋前鞘による絞扼
- 誘因 外傷や手術瘢痕,急激な運動,筋力低下,肥満・腹水・妊娠による腹壁緊張他
- 初報 米医師Carnett(カーネット徴候の発見者)とBates(Ann Surg 1933;98:820-9)
- 疫学 (意外にも)慢性腹痛で最多の原因(およそ30%?)/女性に多く男性の約5倍
- 診断 片側圧痛点あり+Carnett signが陽性+血液・画像検査が正常+局所麻酔が有効
- 治療 超音波ガイド下で局所麻酔薬による神経ブロックや絞扼解除術(=神経切除術)
👻 独り言
- 小さい頃に,急に走ったら横っ腹が痛くなったけど,こんな病名だったとは…😮
(投稿者 川崎)
1 件のコメント:
読み方
エーシーエヌイーエス or アクニーズ
https://twitter.com/StanfordMed25/status/1603845170369335302?t=5G523GXdAgYtQHiDc2xH6Q&s=19
コメントを投稿