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2021-02-13

COPEの疝痛パターン

  • 由来は英国の医師かつ歴史家,詩人コープ卿(Sir Vincent Zachary Cope, 1881–1974)
  • Copeは古典的名著「Cope's early diagnosis of the acute abdomen」で疝痛を分類した
  • 疝痛とは平滑筋による管腔臓器で通過障害時に蠕動的に生じる激しい収縮による痛み 
  • よって消化管に由来する痛みの多くは疝痛に分類される(間欠的に痛みが変化する)
  • 疝痛はその強度と周期の組み合わせからある程度,原因の臓器を予想できる(下図)
  • トライツ靭帯から閉塞部位までの腸管距離と痛みの周期(間隔)も正相関するらしい

 上から順に尿管疝痛・胆石疝痛・小腸疝痛・大腸疝痛

(投稿者 川崎)

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