このブログを検索

2021-07-21

👴 フムフム…なるほど

Q)トロッカーとドレーンは、違うモノですか?

A)トロッカーは、チューブの形態(構造)から見た分類名称のことで、ドレーンは目的(機能)から見たチューブの呼称です。胸腔ドレーンとして、トロッカーチューブを使うことが多いので、胸腔ドレーンのことをトロッカーと呼ぶ医師がいます。体内に入れるチューブのうち、二重管構造の医療用具をトロッカー(trocar)と呼びます。ドレーンは、排液を目的とするチューブ全般を言う言葉です。トロッカーは、内側に先端をとがらせた金属製の芯(内筒、内套、ないとうと呼びます)があり、その周りはシリコン製チューブ(外套)となった構造をしているものを言います。内外套は密着しており、両者を持って体に刺し込み、目的の空間に入ったら、内筒だけを抜いて、外套のチューブは、そのまま目的の空間に留置します。点滴の際に刺される、留置針と同じ構造(針は残らず、細いチューブだけ残ります)です。胸腔ドレーンは、トロッカー式のチューブを使って留置することがほとんどなので、胸腔ドレーンのことをトロッカーと呼ぶ習慣がある医師がいますが、同義ではありません。


(投稿者 川崎)

0 件のコメント: