👹 アロディニア
- allodynia(名詞)異痛症【発音】æ̀loudíniːə,アロウディニーア,実際の音声
- わずかな接触や軽微な圧迫,寒冷などの刺激が痛みとして認識される感覚異常
- ギリシャ語で“allo”は“異なる”,“odynia”は“oduneや“odyne”の“痛み”を意味
- 末梢神経損傷,帯状疱疹,糖尿病性神経障害,抗癌剤による副作用などで発生
- 衣服による摩擦などの日常的な刺激で痛みを感じ,生活の質が大きく低下する
- 非ステロイド性抗炎症薬は無効で,プレガバリンやガバペンチンが利用される
参考)ファルマシア 2021;57:134_2 ほか
😗 頭の整理(逆に混乱?)
※感覚過敏はアロディニアと痛覚過敏を含むが特定できる場合はそちらを使用
- アロディニア(allodynia)➜ 閾値の低下:刺激と反応の様式が異なる
- 痛覚過敏(hyperalgesia)➜ 反応の亢進:刺激と反応の様式は同じ
- 異常痛症(hyperpathia)➜ 閾値の上昇+反応の亢進
- 痛覚鈍麻(hypoalgesia)➜ 閾値の上昇+反応の低下
※感覚過敏はアロディニアと痛覚過敏を含むが特定できる場合はそちらを使用
(投稿者 川崎)
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