部分体積効果とも呼ばれ,CTやMRIなどの画像に影響する現象のこと.例えばCTで表される吸収値(CT値/HU値=ハンスフィールドユニット値)は,ボクセルと呼ばれる単位体積の平均吸収値である.このボクセルはピクセル(最小画素)×スライス厚で構成されるため,物体が接する部分などでは不正確なCT値あるいは境界の不明瞭化につながる.よって詳細な画像診断には,小さいピクセル(大きなマトリックス)と薄いスライス厚が必要である.また画像の診断時には,パーシャルボリューム効果によるアーチファクト(擬似画像)を意識することが重要になる.
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(投稿者 川崎)
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