- 寒冷凝集素とは赤血球膜上にある糖鎖抗原に対するIgMクラスの自己抗体
- 寒冷凝集素症とは寒冷暴露時に寒冷凝集素が原因で赤血球が凝集した状態
- 溶血性貧血に加え,末端チアノーゼや感覚障害、レイノー現象などを発症
- 寒冷凝集素症は広義の自己免疫性溶血性貧血と考えられる(冷式の原因)
- 反応は可逆的であるため37℃に加温すると寒冷凝集素は赤血球から離れる
- 特発性と続発性(マイコプラズマやEBウイルス感染症や血液疾患)がある
- 根本的治療はなく寒冷回避+保温(感染による続発性なら2~3週間で消退)
参考)小児慢性特定疾病情報センター,ほか
💁 血液に関連する過去の投稿は コチラ
(投稿者 川崎)
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