- 血清ペプシノゲン値(胃粘膜の萎縮を反映)と血清ピロリIgG抗体(ピロリ菌感染の有無)から将来の胃癌リスクを予測する検診
- 胃カメラやバリウム検査は不要であることがメリット(ただし胃癌の有無を診断することはできず,結果に応じて胃カメラを予定)
👽 ABC分類
👿 分類に応じた対処法の一例(D群はC群に含める)
- A群(ペプシノゲン正常かつピロリ抗体陰性)➜ 正常
- B群(ペプシノゲン正常かつピロリ抗体陽性)➜ 低リスク
- C群(ペプシノゲン異常かつピロリ抗体陽性)➜ 中リスク
- D群(ペプシノゲン異常かつピロリ抗体陰性)➜ 高リスク
👿 分類に応じた対処法の一例(D群はC群に含める)
👾 おまけ
- D群はピロリがいないのにどうして高リスクなんだろうと思いました.これは胃粘膜のダメージが大きく慢性萎縮性胃炎の状態で,ピロリ菌すら生存できない状態が疑われるためだそうです.ちなみにピロリ菌の除菌後はE群に分類され,定期的な内視鏡検査(例:毎年)が推奨されるようです.
💁 胃癌に関する過去の投稿 ➜ コチラ
(投稿者 川崎)
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