🔨 聴打診を用いた気胸や巨大ブラの診断法
- 前胸部の鎖骨中線第3肋間あたりで,硬貨の片面を皮膚面と密着させる
- 聴診器を背中に当て,コイン逆面をもう一つ用意したコインの縁で擦る
- 一方で評価した後,硬貨と聴診器を対側の肺に置いてもう一度繰り返す
👾 サパイラ先生の成書より(初版, p272)
- 通常は鈍いトントンという音(dull and tappin)であるが,気胸などがあると大きなカチッカチッまたは鳴り響く音(louder, more clicking, and more ringing)になる
- silver dollars(1ドル硬貨)がお薦めで,pennies(1セント硬貨)やnickels(5セント硬貨),dimes(10セント硬貨),quarters(25セント硬貨)ではうまくいかない
- 偽陽性は皮下気腫やアカラシアで,偽陰性はとても小さい気胸や胸膜癒着を伴う気胸,両側気胸(経験不足の問題は膨らませた頬を肺に見立てて自分で練習しろと…😅)
💁 気胸に関する過去の投稿 ➜ コチラ
(投稿者 川崎/滋賀)
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