医療の質は3側面ー構造(structure),過程(process),結果(outcome)ーから評価できるという考え.アルメニア人の Avedis Donabedian (1919~2000) が1966年に提唱(※)
- ストラクチャー ➜ 施設,医療機器,さまざまな専門性を持った医療スタッフの数
- プロセス ➜ 実際に行われた医療の内容(検査,薬物治療,手術など)
- アウトカム ➜ 実際に行われた医療の結果(生存率,死亡率,苦痛の程度,身体機能の障害,満足度,医療費など)
👾 おまけ
- 上記のストラクチャー,プロセス,アウトカムを表す数値は臨床指標(Clinical Indicator)と呼ばれているようです.一方,最近耳にすることが多くなったQI(Quality Indicator:質指標)は,エビデンスに基づいた医療と臨床現場での差異(Evidence practice Gap)を知る指標で,主としてドナベディアン・モデルのプロセスに関わる指標だそうです.
(投稿者 川崎)
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