👽 CVポートの原則
- カテーテルの閉塞の有無を確認するときは陽圧フラッシュが基本.逆流防止機能を有する場合があるため(下図の一方弁型),陰圧による逆血の確認はカテーテルの破損につながることがある.
🐤 オープンエンド型
- 先端が開放されているため逆血確認が容易であるが,血液のカテーテル内逆流で血栓形成・閉塞を生じることがある.ロックはヘパリンを使用(ただし内腔コーティング時は生食でOK)
- 逆流防止(一方弁)がついているため,陰圧をかけてると弁破損を起こすリスクがある.カテーテル開通の確認は生理食塩水のフラッシュのみで行う.採血に使用できない欠点もある.
- カテーテル側面にスリットがあるが,通常は閉鎖しているため血液は逆流せず血栓が形成されにくい.輸液注入時あるいは血液吸引時のみスリットが開く(下図).ロックは生食で可
(投稿者 川崎)
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