- ボヘミア(現チェコ)の医師 ランブル が報告(Wien Med Wochenschr 1856;6:244-7)
- 半月弁(特に大動脈弁閉鎖線上)に発生し,別名はストランド(strands,織り糸)他
- 発生機序は弁の摩耗と裂傷によって引き起こされる些細な内皮損傷によると思われる
- 多くの例は無症候性であるが大動脈弁尖病変は塞栓子(頻度は不明であるが稀と予想)
- 無症候は慎重な経過観察,塞栓症例は抗凝固・血小板薬を考慮,2度目では切除を考慮
- より大きい乳頭状線維弾性腫は弁閉鎖線〜弁上や心房・心室の心内膜表面にも生じ得る
(投稿者 川崎)
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