- 概略 世界中(特に熱帯,亜熱帯,温帯地域)で認める真菌症の一つ(本邦では稀)
- 原因 ヒトは主にカプスラーツム型とズボアジ型(土壌真菌でコウモリ等の糞で発育)
- 経路 菌糸状発育で形成された分生子を吸入して肺へ感染(感染組織内で酵母状発育)
- 病型 急性・慢性肺ヒストプラスマ症,全身性ヒストプラスマ症,眼ヒストプラスマ症
- 症状 急性ならインフルエンザ様症状を呈し自然治癒/慢性では結核に似た臨床経過
- 診断 喀痰,膿,生検材料よりH. capsulatumの分離あるいは免疫学的診断,PCR法など
- 治療 イミダゾール系の抗真菌剤あるいはアムフォテリシンB(患者の隔離は要さない)
参考)国立感染症研究所
(投稿者 川崎)
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