- 落雷直撃で体表を這う沿面放電による皮膚の樹枝状所見(下図)
- 英名は分岐放電を研究した独の物理学者 リヒテンベルク に由来
- 機序は体表面の放電で血管透過性が亢進して血液の血管外漏出
- 落雷は雷雲と地表の間に2百万V/m以上の電圧差の形成時に発生
- 本体は数ns以内に最高値3万Aに達して,約40nで半減する衝撃波
- 世界中で100万人あたり0.2〜1.7人/年間の頻度で雷撃死が発生
- 発生頻度は女性よりも男性が5倍ほど多く,好発年齢は10〜29歳
- 雷撃症の瞳孔散大や対光反射消失は予後と無関係で蘇生が必要
- 雷撃症の死亡率は10〜30%で生存者でも約70%に重大な合併症
※ 心臓Physical Examination広場とのマルチポストです 🎶
(投稿者 川崎)
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