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2024-02-24

ラッサ熱 Lassa fever

  • 概略 ウイルス性出血熱の1つ(他はマールブルグ病、エボラ出血熱、クリミア・コンゴ出血熱)
  • 原因 ラッサウイルスによる感染で自然宿主は野ネズミの一種であるマストミスなどのげっ歯類
  • 人人 体液を介すなど濃厚接触の場合にはヒト-ヒト感染あり(5012人の接触者で28人:0.56%)
  • 命名 1969年に最初の患者が発生した村の名に由来(ナイジェリアのボルノ州にあるラッサ村)
  • 地域 ナイジェリア,シエラレオネ、ギニアに至るアフリカ一帯と中央アフリカ共和国など局地的
  • 診断 咽頭ぬぐい液や血液,尿などの培養からウイルス分離(PCR法で遺伝子断片検出でも可能)
  • 症状 潜伏期間7〜18日の後に発熱と倦怠感,その後に関節痛,重症なら消化管粘膜の出血など
  • 治療 リバビリン(静注)が著効/感染予防ワクチンはない/拡大予防で接触者調査と隔離など
  • 予後 致死率は1〜2%? 5~50%?(いずれにせよエボラウイルス感染症による30~90%より低い)
  • 規則 全数報告対象(1類感染症 )で診断した医師は直ちに最寄りの保健所に届け出る必要あり


ラッサウイルスの感染経路

(投稿者 川崎)

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