- 概略 アフリカ睡眠病の原因を媒介する蝿でツワナ語(ボツワナの多数派民族)でハエを意味
- 発音 英語ではˈtet.si flaɪ(ツェッティ・フライ/実際の音声)でツエツエ(Tsuetsue)でなはい
- 媒介 吸血で病原性トリパノソーマのガンビアトリパノソーマやローデシアトリパノソーマなど
- 分布 サハラ砂漠以南のアフリカ風土病(西~中央アフリカ諸国と東アフリカ諸国で異なる種)
- 潜伏 急性期症状出現までの期間は1~3週間(ガンビア型は数ヶ月~数年間の無症候例あり)
- 症状 急性期は間欠熱や悪寒,頭痛,筋肉痛/慢性期は中枢神経症状(傾眠や過食,頭痛,昏睡)
- 診断 血液やリンパ節,髄液などから原虫の検出または血清学的検査(T. b. gambienseにのみ可)
- 治療 ペンタミジンやスラミン,エフロルニチンなど (ワクチンがないため予防が最重要である)
- 予後 無治療の場合なら1~3ヵ月で全例死亡(ガンビア型も無治療の場合は数年後には死亡)
参考)厚生労働省検疫所,他
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(投稿者 川崎)
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