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2024-09-20

FSGS 巣状分節性糸球体硬化症

  • FSGSはfocal segmental glomerulosclerosisの略で病理組織学的特徴を表す用語
  • 腎の臨床上の独立した疾患概念で本邦の成人原発性ネフローゼ症候群の11.1 %
  • 急性に発症してネフローゼ症候群を呈し臨床症状だけでは微小変化型と鑑別難
  • 半年の治療で完全または不完全寛解に至らない難治性ネフローゼ症候群に多い
  • FSGSに共通の特徴には糸球体足細胞傷害があるpodocyte disease(足細胞病)
  • 二次性にはウイルスや薬剤,悪性腫瘍,構造的・機能的適応反応など(下表)



(投稿者 川崎)

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