flip-flopは「宙返り,とんぼ返り」でfungusは「真菌」.真菌感染症などの良性肉芽腫性病変ではFDG
PET/CTで転移性肺癌に類似することがある.しかし肺結節(下図のnodule)と同等かそれ以上のFDG活性を示すリンパ節(下図のnode)が存在することが多い.これは肺癌とは逆でFlip-flop
fungus signと呼ばれている.
Flip-flop fungus signを示した68歳男性
CTでリンパ節転移が認められ肺悪性腫瘍が懸念される.しかし右下葉の肺結節(矢印)より右下気管傍リンパ節(円)の方がFDG親和性が強い
.生検の病理検査では壊死性肉芽腫であった.(引用:Am J Nucl Med Mol Imaging 2017;7:212-7)👉 PETに関するの過去の投稿は コチラ
(投稿者 川崎)
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