- 概略 いずれも神経細胞抗原を認識する特異的な自己抗体である
- 意義 傍腫瘍性神経症候群を疑ったときに測定(血清または髄液)
- 背景 同症候群の60%以上では神経症状出現時に腫瘍は未発見!
- 類似 他は抗CV2/CRMP-5抗体,抗Ma2抗体,抗amphiphysin抗体
- 対応 傍腫瘍性ニューロパチーを疑い原発巣を検索してその治療
😐 おまけ
- 抗体の名前がユニークです(初めて聞いた時はすべて中国の方が発見したの?と思いました).どうやら初めて報告された患者さんの名前(初めの二文字)に由来しているようです(例:HuはHullさん,YoはYoungさん).
- 傍腫瘍性神経症候群(paraneoplastic neurologic syndrome: PNS)に対する特異的自己抗体は2種類の命名法があるそうです.1つは前述の名前で,もう1つは免疫組織学的染色の抗体(例:ANNA=抗核神経抗体).(参考)
(投稿者 川崎)
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