治療の主は「外用薬」であるが、補助的に「内服薬」を使用する場合がある。
①
ヘモナーゼ®配合錠(ブロメライン・トコフェロール酢酸エステル配合剤)
【効能・効果】
- 痔核・裂肛の症状(出血、疼痛、腫脹、痒感)の緩解
- 肛門部手術創
【薬効・薬理】
- ブロメライン:抗炎症作用、血栓溶解作用
- トコフェロール酢酸エステル:末梢血行改善作用・創傷治癒促進作用
②
ヘモリンガル®舌下錠0.18mg(静脈血管叢エキス)
【効能・効果】
- 痔核の症状(出血、疼痛、腫脹、痒感)の緩解
【薬効・薬理】
- 生体アミン類の循環機能調節作用、線維素溶解作用、抗炎症・抗浮腫作用、組織修復作用
④
乙字湯(トウキ、サイコ、オウゴン、カンゾウ、ショウマ、ダイオウ)
【効能・効果】
- 病状がそれほど激しくなく、体力が中位で衰弱していないものの次の諸症:キレ痔、イボ痔
【薬効・薬理】
- トウキ:血を補い、めぐらせる(補血・活血)
- サイコ:熱を冷ます(清熱)、気を持ち上げ、活力や緊張を回復(昇提・止痛)
- カンゾウ:緩和
- ショウマ:気を持ち上げ、活力や緊張を回復(昇提・止痛)
- ダイオウ:瀉下
💁 痔に関する過去の投稿 ➜ コチラ
(投稿者 小森)
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