- 概要 異常に増殖した組織球系細胞が多臓器(特に骨)に浸潤する稀な疾患
- 名称 米国の病理学者Chester Wとオーストリアの病理学者Erdheim J(#)
- 症状 骨病変をほぼ必発し尿崩症や眼球突出,黄色板腫,中枢神経症状など
- 疫学 世界で650〜1,000例程度の報告/40〜80代に多く男女比は3:1程度
- 原因 未だに解明されていない(癌遺伝子のBRAFやNRASの変異と関連?)
- 診断 組織(CD68陽性&CD1a陰性が必須)+CT,MRI,PETで臓器浸潤?
- 治療 未確立(IFNが第1選択?ステロイドや分子標的薬BRAF酵素阻害剤?)
- 予後 32ヵ月内に60%死亡~5年生存率は約68%(中枢神経系浸潤は不良)
(投稿者 川崎)
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