📢 CTレポートから
- 開心術前の体幹CT(単純)で「腸間膜リンパ節がやや目立ち,脂肪織の毛羽立ち,misty mesenteryの可能性が...」と記載されていました.
- その場にいた心臓血管外科医(卒後20年~)と循環器内科医(卒後30年~)はともに「misty mesentery」という用語を知りませんでした.
🚨 Misty mesentery
- 腸間膜脂肪織炎(mesenteric panniculitis:MP)に類似する腸間膜炎 -
A・B:急性膵炎を有する43歳男性の造影CT横断像(A)および冠状断像(B)。炎症に伴う腸間膜脂肪濃度の局所的上昇と軽度のリンパ節腫大(A、矢印)を認める。膵臓自体はCT上正常にみえるが、腹水(B、矢頭)および後腹膜腔内の液体貯留が認められ、腸間膜脂肪織炎以外の診断を強く示唆する。(AI訳)
C:急性虫垂炎を有する28歳女性の造影CT横断像。虫垂(矢印)の炎症に続発して、腸間膜脂肪濃度の局所的上昇を認める。(AI訳)
C:急性虫垂炎を有する28歳女性の造影CT横断像。虫垂(矢印)の炎症に続発して、腸間膜脂肪濃度の局所的上昇を認める。(AI訳)
(投稿者 川﨑)

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