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2025-10-10

RSウイルス Respiratory syncytial virus

  • 原因はParamyxovirus科のPneumovirus属に分類されるRNAウイルス
  • 乳幼児の肺炎の50%、細気管支炎の50~90%、小児気管支炎の10~30%
  • 本邦では11~1月(コロナ後は6~8月?)に流行(熱帯地域では雨期)
  • 生後1年で50~70%以上の新生児が罹患し3歳までに全小児が抗体獲得
  • 呼吸器飛沫や分泌物等による家族内伝播あり(特に乳幼児~年長小児)
  • 潜伏期は2~8日で発熱、鼻汁など上気道炎症状(数日)→ 下気道症状
  • 診断は鼻粘膜ぬぐい液で迅速診断(15分、だたし保険適応は1歳未満)
  • RSV感染の致死率は1~3%?(特に基礎疾患がある時や生後6ヶ月以内)
  • RSV再感染は普遍的に認められる(縦断的調査では毎年6~83%の小児)



(投稿者 川崎)

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