「タマが痛い」と訴える。
通常、左側に多く、陰嚢がやや腫れて、位置がやや挙上している。
新生児期と思春期に2峰性のピークがある。
診断はカラードプラーにて血流の有無を診断する。
正常な血流
精巣捻転している場合
精巣捻転を見たら、疑ったらまずすること。
「泌尿器科医を呼ぶ事」
緊急オペの可能性がある。そして、徒手整復を試みること。ほとんどは、内側に捻転している。だから、外側に整復する。「Open Bookの方向」と言われる。
6時間以内の整復(手術含む)が、患者さんの「精巣機能」を維持する。
⇒遅れると不妊の原因にもなり得る。
重要な所見に精巣挙筋反射の消失がある。知りたい人は成書を確認。
Prehn徴候;陰嚢を持ち上げると痛みが和らげば精巣上体炎、痛みが変わらなければ精巣捻転→精度が低く鑑別に役立たない。
(投稿者 安田)
1 件のコメント:
Prehnの読み方=プレーン
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