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2017-06-16
Mondor’s disease
モンドール病 Mondor’s disease(アンリ・モンドール 1885-1962 フランス外科医)
乳房または胸郭前壁にみられる表在性血栓性静脈炎で、通常は良性であることが多い
解剖学的に前胸部には3本の静脈(外側胸静脈、内胸静脈、上腹壁静脈)があり、大部分は後者2つに発生するという報告あり
一般的に中年女性>男性
危険因子:外傷、乳房手術、広範な身体活動など.乳癌に関連することはほとんどないが、精査を勧める
検査:超音波断層法で索状物に一致する皮膚直下の細長い低エコーの脈管構造が観察できる
治療:1ヵ月~半年程度で自然治癒.疼痛+なら手術やNSAIDs
N Engl J Med 2017;376:e47
(投稿者 羽生)
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