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2017-07-27
ティーツェ症候群 Tietze's syndrome
肋骨と胸骨との関節である肋軟骨に無菌性の炎症性疾患が生じた病態
ドイツの外科医
Alexander Tietze
が報告(Bert. klin. Wschr. 1921;58:829)
症状 胸痛と
腫脹
(第二あるいは第三肋軟骨に多い),肩痛,上腕痛
疫学 稀,20~30代に多い,男女差はない
原因 不明
治療 安静,NSAIDs,重症ならステロイド局注
予後 良好(ただし痛みが数週間~数カ月続く)
肋軟骨炎(40歳以上の女性に多く激しい運動やリウマチと関連しやすい)とは異なる病態と考えられている
(投稿者 川崎)
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