このブログを検索

2018-03-06

Zollinger-Ellison syndrome ゾリンジャー・エリソン症候群

膵臓や十二指腸に生じた腫瘍によるガストリンの過剰分泌に伴う症候群
難治性の消化性潰瘍による腹痛が主たる症状で,慢性下痢も少なくない
初報は米国の外科医Zollinger RM.とEllison EH. (Ann Surg 1955;142:709-23)
  • 原因のガストリノーマは悪性が多く,多発性内分泌腫瘍症1型(MEN 1)の合併を要考慮
  • 治療の基本は外科的切除+リンパ節郭清で,制御可能な場合は予後良好と考えられる
参考:ガイドラインからみたガストリノーマの診断と治療(内分泌甲状腺外会誌 2016;33:97-100

😨 内分泌疾患による慢性下痢を疑ったら測定する項目(N Engl J Med 2018;378:73-9
  • serum gastrin(血清ガストリン)
  • vasoactive intestinal peptide(VIP,血管作動性腸管ペプチド)
  • chromogranin A(クロモグラニンA)
  • urine 5-hydroxyindole acetic acid(5-HIAA,尿中5-ハイドロキシインドール酢酸)

(投稿者 川崎)

0 件のコメント: