- リファマイシン系の抗菌薬でRNA合成を阻害する殺菌的作用を有する
- 好気性グラム陽性菌や通性嫌気性グラム陰性菌などに抗菌活性あり
- 経口投与でほぼ吸収されず消化管内でのみ作用(難吸収性抗菌薬)
- 腸内細菌に作用しアンモニアの産生量を減少させ肝性脳症を改善する
- 副作用(国内試験)は便秘2.5%,下痢1.3%,偽膜性大腸炎(頻度不明)
肝性脳症の病態-観念図 (日薬理誌 217;149:288-95)
本邦で初めて「肝性脳症における高アンモニア血症の改善」を効能・効果を取得した薬剤
従来から使用されていたカナマイシンやポリミキシンBは副作用が多く保険適応外であった
添付文書(あすか製薬) ➜ コチラ
(投稿者 川崎)
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