- 陰圧性肺水腫(Negative pressure pulmonary edema, NPPE)は上気道閉塞の解除後に急激に発症する肺水腫.その機序として,著明に低下した胸腔内圧(例,-50cmH2O)による肺毛細管透過性亢進,静脈還流の増加,膨張性肺水腫,びまん性の肺胞出血などが考えられている.
演題100 免疫チェックポイント阻害薬による心筋炎が疑われたが、ステロイド治療により救命し得た1例
- 近年,新しい抗がん剤として免疫チェックポイント阻害薬(ICI: immune checkpoint inhibitor)が多用されているが,心毒性が少なくないようです(1%に心筋炎? 当院でも最近経験).高容量副腎皮質ステロイドの有用性を示す症例報告に注目.
演題173 胸腔鏡下手術後、Hungry bone症候群を発症した異所性副甲状腺機能亢進症の1例
- Hungry bone syndrome(HBS)とは過剰に分泌された副甲状腺ホルモンにより骨が血清Caを過剰に吸収する結果,低Ca血症が遷延する病態.副甲状腺腫瘍の切除術後に発症する可能性があり,カルシウム補正に時間がかかる(入院期間の延長および退院後の長期内服加療).
👶 上記は個人的に気になった演題です(実は演題8と101も…同一施設から同一症例❓)
(投稿者 川崎)
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