血中甲状腺ホルモン(FT4,FT3)上昇とTSH抑制がある場合、先ず甲状腺中毒症と診断し、TRAb or TSAbが陽性の場合が甲状腺ホルモン生成(機能)亢進=バセドウ病となります。無痛性、亜急性甲状腺炎は破壊性甲状腺炎で甲状腺ホルモン生成亢進ではないので厳密には甲状腺機能亢進症とは呼びません。甲状腺亢進症(甲状腺ホルモン生成亢進)を呈する疾患として他にPulmer病(機能性甲状腺結節)や胎盤性ゴナドトロピンのTSH様作用で妊娠前期に一時的に起こることもあります。
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血中甲状腺ホルモン(FT4,FT3)上昇とTSH抑制がある場合、先ず甲状腺中毒症と診断し、TRAb or TSAbが陽性の場合が甲状腺ホルモン生成(機能)亢進=バセドウ病となります。無痛性、亜急性甲状腺炎は破壊性甲状腺炎で甲状腺ホルモン生成亢進ではないので厳密には甲状腺機能亢進症とは呼びません。甲状腺亢進症(甲状腺ホルモン生成亢進)を呈する疾患として他にPulmer病(機能性甲状腺結節)や胎盤性ゴナドトロピンのTSH様作用で妊娠前期に一時的に起こることもあります。
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