- 胎児期の静脈洞弁の遺残で,キアリネット奇形(Chiari's net anatomy)とも称される
- ユースタキウス(ユースタキオ)弁やテベシゥス弁,分界稜も同じく胎児期の遺残
- 頻度2%,合併症は卵円孔開存83%,心房中隔瘤24%(J Am Coll Cardiol 1995;26:203-10)
- オーストリアの病理医Hans Chiariが初めて報告(Beitr Pathol Anat 1897;22:1-10)
🐯 キアリ網が単独で臨床的意義を有することはあまりないが・・・
- 遊離した血栓が補足された症例 ➜ 心臓 2016;48:798-801
- ペースメーカリードが補足された症例 ➜ Cardiol 2004;44:251-4
- キアリ網を有した他の自験例 ➜ 症例21(松下心エコー塾より)
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(投稿者 川崎)
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