- ウイルス(主にコクサッキーB群)によって生じる病態で,別名は流行性筋痛症
- 発熱や頭痛などの感冒症状に続き四肢の筋肉痛が生じる(1週間程度で回復)
- 名前の由来はバルト海にあるデンマーク領のボルンホルム島で流行したため
- Hopkinsらの報告(Br Med J 1950;1:1230-2)以降に知られるようになった(と思う)
- 初報は1872年ノルウェーのBambleでの集団発生であるためBamble病とも言う
(赤色がボルンホルム島/Bornholm in Wiki)
🍎 当院で経験した症例は伝染性紅斑(リンゴ病=ヒトパルボウイルスB19感染症)後に筋肉痛を発症した成人例です.以前にパレコウイルス(3型)による同病態も経験しています(論文報告).当院では特殊なウイルスの同定はいつも大阪府立公衆衛生研究所(公衛研)にお願いしています. 🙏
(投稿者 川崎)
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