- ケフラールを服用しているが咳嗽が続く子供の鼻汁のグラム染色(x1000倍)
- 小さいグラム陰性桿菌(球桿菌)が散在 ➜ インフルエンザ菌または百日咳菌が疑われる
- インフルエンザ菌なら培養翌日に大きなコロニー/耐性菌ならケフラールは効果が乏しい
- 百日咳菌は培養困難(専用培地で1週間程度)➜ LAMP法の遺伝子検査なら数日で判明
本例は翌日に大きなコロニーが培地に形成され,インフルエンザ菌(BLNAR)であることが確認された.百日咳菌のLAMP法による遺伝子検査はコロニー陰性時に予定していたため実際にはオーダーはしなかった.
(投稿者 川崎)
0 件のコメント:
コメントを投稿