🐟 基本事項
- 直接ビリルビン=抱合型=水溶性/間接ビリルビン=非抱合型=脂溶性
- ウロビリノゲンは腸内細菌による直接ビリルビンの分解産物(正常は尿中±)
- 一般的に尿に出現するビリルビンは水溶性である直接ビリルビンのみである
🐠 臨床応用
- 溶血性黄疸 ➜ 直接ビリルビンには変化がないため尿ビリルビンは陰性+尿ウロビリノゲンは上昇
- 肝細胞性黄疸 ➜ 直接ビリルビンが増加するため尿中ビリルビンが出現+尿ウロビリノゲンも増加
- 閉塞性黄疸 ➜ 直接ビリルビンが胆汁中から血液中に逆流するために尿中ウロビリノゲンが出現+直接ビリルビンが排泄されないため尿中ウロビリノゲンは陰性
🐡 おまけ
- 血中の総ビリルビン濃度が約2~3mg/dL以上になると黄疸が出現する
- 尿ビリルビンは直接ビリルビンがかなり上昇したら出現(5〜10mg/dL)
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(投稿者 川崎)
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