- 大量ミルクとアルカリ(制酸薬や緩下剤)摂取から高Ca血症を生じた状態
- 三徴は高カルシウム血症,代謝性アルカローシス,腎機能障害(定義なし)
- 副甲状腺機能亢進症と悪性腫瘍に次いで3番目に多い高Ca血症の原因??
- 治療は薬剤や食品などの原因中止&血中Caと代謝性アルカローシスの補正
- イメージが掴みやすいオススメ症例報告 ➜ 日救急医会誌 2013;24:345-50
👴 歴史
1900年初頭に米国のSippyが消化性潰瘍に対して牛乳とMg製剤による治療法を開発した(JAMA 1915;64:1625-30).しかし治療後に嘔吐や意識障害を生じることがあった.これは一過性の高カルシウム血症による反応で,予後が比較的良好であることを英国の臨床医Copeが報告(Br Med J 1936;2:914–7).その後に米国の医師である Burnett らが慢性のより重症例も存在することを報告した(N Engl J Med 1949;240:787-94).前者をCope症候群,後者をBurnett症候群とも呼ぶようです.
1900年初頭に米国のSippyが消化性潰瘍に対して牛乳とMg製剤による治療法を開発した(JAMA 1915;64:1625-30).しかし治療後に嘔吐や意識障害を生じることがあった.これは一過性の高カルシウム血症による反応で,予後が比較的良好であることを英国の臨床医Copeが報告(Br Med J 1936;2:914–7).その後に米国の医師である Burnett らが慢性のより重症例も存在することを報告した(N Engl J Med 1949;240:787-94).前者をCope症候群,後者をBurnett症候群とも呼ぶようです.
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(投稿者 川崎)
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