- 終夜睡眠ポリグラフィー(polysomnography: PSG)から算出される指標(1泊入院する必要あり)
- 無呼吸(>10秒)と低呼吸(換気量低下>30%・持続>10秒・SpO2低下>3%)の1時間の回数
- AHIに基づく重症度分類:正常は5回未満/軽症は5~14回/中等症は15~29回/重症は30回以上
- AHI 20以上+自覚症状で持続気道陽圧(continuous positive airway pressure: CPAP)の保険適応
- 最近では簡易検査にてスクリーニング(入院は不要:2〜3日連続施行)➜ 疑わしい症例に対しPSGを実施する施設が多い
- 夜間SpO2モニターでは1時間あたり3%以上の低下回数(3% Oxygen Desaturation Index: 3%ODI)を算出しAHIの代用している
- 簡易無呼吸モニターでAHI(つまり3%ODI)が40回/1時間以上+自覚症状がある場合はPSGを施行しなくてもCPAPの保険適応
- 他の治療には生活指導(減量+側臥位で睡眠+節酒),口腔内装置(マウスピース),口蓋扁桃摘出術(扁桃肥大が強い場合)など
参考)日本内科学会雑誌 2015;104:552-5,ほか
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(投稿者 川崎)
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