第113回医師国家試験E問題より(平成31年2月実施)
解釈として正しいのはどれか。
判定 |
---|
😇 補足
米国の腹腔鏡外科医Alvaradoが提唱した虫垂炎のスコアリングシステム(Ann Emerg Med 1986;15:557-64). 症状+身体所見+血液検査の8項目から構成され合計10点(7点以上で陽性 ➜ 感度81%・特異度74%).上記の出題は9項目で微妙に異なるが,本スコアを知らなくても正当にたどり着けるところが国試らしい.それぞれの頭文字を取ってMANTRELS scoreとも呼ばれている.
米国の腹腔鏡外科医Alvaradoが提唱した虫垂炎のスコアリングシステム(Ann Emerg Med 1986;15:557-64). 症状+身体所見+血液検査の8項目から構成され合計10点(7点以上で陽性 ➜ 感度81%・特異度74%).上記の出題は9項目で微妙に異なるが,本スコアを知らなくても正当にたどり着けるところが国試らしい.それぞれの頭文字を取ってMANTRELS scoreとも呼ばれている.
- Migration to the right lower quadrant(右下腹部への疼痛移動)➜ 1点
- Anorexia(食思不振)➜ 1点
- Nausea and vomiting(悪心・嘔吐)➜ 1点
- Tenderness in the right lower quadrant(右下腹部の痛み)➜ 2点
- Rebound pain(反跳痛)➜ 1点
- Elevation of tempreture>37.3℃(体温>37.3℃)➜ 1点
- Leukocytosis(白血球数>10000/μL)➜ 2点
- Shift to the left(好中球分画>70%の左方移動)➜ 1点
(投稿者 川崎)
0 件のコメント:
コメントを投稿