🎾 ホワイト
- アメリカの心臓専門医であるPaul Dudley White(1886–1973)はwinking ear lobe sign (耳たぶウインク徴候)を発見している
- これは頸静脈拍動に伴う耳たぶの拍動で,重症の三尖弁逆流時に出現する巨大V波(ランチシまたはランチージ徴候/Lancisi's sign)などで認める
- 上図は1986年に発行された米国偉人の3セント切手(※).死亡時にはなんとニクソン米大統領(当時)も哀悼を表明している(参照)
- もっともホワイト先生は,この耳ウインクサインよりもWPW症候群(Wolff–Parkinson–White syndrome)の方がはるかに有名(Am Heart J 1930;5685-704)
- 左冠動脈肺動脈起始であるBland-White-Garland syndrome(BWG症候群)にも名を連ねる(Am Heart J 1933;8:787-801)
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(投稿者 川崎)
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